エラー132「Market is closed」とは
MT4でエラーコード132(メッセージ:Market is closed)は、対象の取引銘柄の市場が閉まっている状態で注文を出した場合に返されるエラーです。プラットフォーム側の不具合ではなく、取引ルール上の制約による注文拒否であるため、市場が再開すれば同じ操作で通常どおり注文が通ります。
発生しやすい場面は、週末の時間帯、主要取引所の祝日、銘柄ごとの取引時間外、そしてFX業者のサーバーメンテナンス中です。EA(自動売買プログラム)が時刻判定を行わずに注文を送信し続けるケースでも繰り返し記録されます。
エラー132の主な原因
- 週末(土日)に注文を出した:主要なFX市場は日本時間の月曜早朝〜土曜早朝が取引時間帯です。土曜朝から月曜早朝までは市場が閉場しているため、どの通貨ペアでも新規注文は受け付けられません。
- 祝日・年末年始の休場:クリスマス(12月25日)、元旦(1月1日)、グッドフライデー(復活祭前の金曜日)は欧米市場が休場するため取引時間が大幅に短縮されます。12月24日の夕方〜26日朝にかけても流動性が著しく低下する時間帯があります。
- 銘柄固有の取引時間外:株式CFD(US30、JP225、UK100など)は原産国の株式市場の取引時間に準じます。コモディティCFD(XAU/USD、WTIなど)は日本時間の早朝に1時間程度の休止時間を設けている業者が多く、仮想通貨CFDは業者により24時間対応の場合とそうでない場合があります。
- サーバーメンテナンス中:FX業者が定期メンテナンスを行う時間帯は取引が停止します。多くの業者では土曜早朝〜日曜深夜の市場休場時間帯に実施されますが、緊急メンテナンスが平日に発生することもあります。
- サマータイム切替直後:3月と11月のサマータイム切替時には、サーバー時刻の変更に伴い一時的に取引が停止するケースがあります。
ここ大事だよ。株式CFDやコモディティは通貨ペアと取引時間が違うから、FXの感覚で注文すると「Market closed」が出る。銘柄ごとに取引時間を確認する癖をつけてね。
解決手順
1. MT4で対象銘柄の取引時間を確認する
MT4のマーケット画面で対象銘柄(例:USDJPY)を右クリックし、「仕様」を選択します。表示されたウィンドウの下部にある「取引セッション」欄に、曜日ごとの取引開始時刻と終了時刻がサーバー時間で表示されます。MT4画面右下のサーバー時刻と照らし合わせて、現在が取引時間内かを確認します。
2. サーバー時間と日本時間の差を把握する
多くの海外FX業者のMT4サーバー時間は、冬時間でGMT+2、夏時間でGMT+3を採用しています。日本時間(GMT+9)との差は冬時間で7時間、夏時間で6時間です。たとえばサーバー時間の月曜午前0時は、日本時間では月曜午前7時(冬時間)または午前6時(夏時間)に相当します。
3. 業者の公式取引時間表で最新情報を確認する
FX業者の公式サイトには、通貨ペア・株式CFD・コモディティ別の取引時間表が掲載されています。祝日前後の特別取引時間は、数日前に公式お知らせで告知されるため、大型連休の前にはチェックしておくとエラー132を回避しやすくなります。
4. 取引時間内に再注文する
確認した取引時間内に改めて注文を出します。予約注文(指値・逆指値・ストップ注文)は市場が閉まっている時間帯でも設定可能な業者が多く、市場再開時に条件が一致すれば自動的に約定します。
銘柄タイプ別の取引時間の目安
エラー132を繰り返さないために、主要な銘柄カテゴリの取引時間の傾向を把握しておくと役立ちます。以下は一般的な目安であり、業者ごとの細かな差があるため、実際の取引時間は各業者の公式情報で確認してください。
- 主要通貨ペア(USD/JPY、EUR/USDなど):日本時間の月曜早朝〜土曜早朝まで24時間取引可能(業者により多少の差あり)。
- マイナー通貨・エキゾチック通貨:主要通貨と同じ時間帯だが、流動性が低下する時間帯が存在する。
- 株式CFD(US30、SPX500、JP225、UK100等):原産市場の取引時間+前後の時間外取引時間。銘柄ごとに異なる。
- コモディティCFD(XAU/USD、WTI等):日本時間の早朝5〜7時頃に1時間前後の休止時間がある業者が多い。
- 仮想通貨CFD(BTC/USD、ETH/USD等):業者により24時間365日の場合と、週末に一部取引停止する場合がある。
EAが取引時間外に注文を出してエラー132が繰り返される場合は、EA内に取引時間チェックのロジックを追加します。MarketInfo(Symbol(), MODE_TRADEALLOWED)で対象銘柄の取引可否を事前に確認できます。MT5環境であればSymbolInfoSessionTrade()で曜日ごとの取引セッション時刻を取得できます。ログ出力(Print())でエラー発生時のサーバー時刻を記録しておくと、原因特定が容易になります。
土日に地政学的イベントや要人発言があった場合、月曜早朝の市場再開時に価格が大きく飛ぶ(ギャップアップ・ギャップダウン)ことがあります。週末をまたぐポジションや、市場が閉まっている時に設定した予約注文は、想定と異なる価格で約定する可能性があることを理解しておく必要があります。
これ本当に注意。金曜夜にポジション持ったまま週末に入って、月曜朝に100pips飛んでた人を知ってる。週末をまたぐなら損切り設定は絶対入れておいてね。
類似エラーとの違い
エラー132は「市場が閉まっている」ことが原因ですが、似た症状を示す別のエラーコードがあります。誤診を避けるため、以下の区別を押さえておきます。
- エラー133(Trade is disabled):市場は開いているが、口座側で取引が無効化されている状態。口座凍結、サーバー障害、業者の一時的な取引停止などが原因。
- エラー136(Off quotes):市場は開いているが、提示レートと注文価格が乖離している状態。ボラティリティの高い時間帯に発生しやすい。
- エラー137(Broker is busy):市場は開いているが、ブローカーのサーバーが混雑して処理待ちになっている状態。
エラーコードと併せて、MT4のサーバー時刻、使用銘柄、発生時刻をメモしておくと、サポートに問い合わせる際の原因特定が早まります。
よくある質問
ぶっちゃけ、エラー132は一番シンプルなエラーだよ。「今は取引できない時間です」ってだけ。EA使ってる人だけ時間チェックのコードを入れれば完璧。手動トレードなら気にしなくていい。
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FX(外国為替証拠金取引)は元本保証のない金融商品です。レバレッジにより、預けた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。余剰資金の範囲で取引を行ってください。当サイトで紹介する海外FX業者は日本の金融庁に未登録であり、日本の投資者保護基金の対象外です。当サイトの情報は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の業者の利用を推奨するものでも、個別の売買助言でもありません。