XMの通貨ペア──55種類以上の選択肢
XMで取引できるFX通貨ペアは55種類以上。これは海外FX業者の中でも標準的〜やや多めの水準だ。メジャー通貨ペアからエキゾチックなマイナー通貨まで、幅広い選択肢が揃っている。
「55種類もあったら選べない」と思うかもしれないが、実際にトレーダーが日常的に使うのは5〜10種類程度。まずは自分に合った2〜3通貨ペアを見つけて、そこに集中するのが上達の近道だ。
メジャー通貨ペア──流動性最高・スプレッド最狭
メジャー通貨ペアは、世界で最も取引量が多い7つの通貨ペア。すべてUSD(米ドル)が含まれているのが特徴。流動性が高いためスプレッドが最も狭く、スリッページも小さい。
| 通貨ペア | スタンダード | KIWAMI極 | 1日の平均変動幅 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 1.6pips | 0.6pips | 80〜120pips | 日本人に最も馴染み深い |
| EURUSD | 1.7pips | 0.6pips | 60〜100pips | 世界最大の取引量 |
| GBPUSD | 2.1pips | 0.7pips | 100〜150pips | ボラティリティ高め |
| AUDUSD | 1.8pips | 0.9pips | 60〜90pips | 資源国通貨 |
| USDCHF | 2.1pips | 0.9pips | 50〜80pips | 安全通貨 |
| USDCAD | 2.2pips | 1.3pips | 60〜90pips | 原油価格と相関 |
| NZDUSD | 2.7pips | 1.2pips | 50〜80pips | 高金利通貨 |
マイナー(クロス)通貨ペア──クロス円が日本人に人気
マイナー通貨ペアは、USDを含まない通貨の組み合わせ。特に「クロス円」(◯◯JPY)は日本人トレーダーに根強い人気がある。円建てで損益がわかりやすいのと、日本の経済ニュースが直接影響するから身近に感じるのだろう。
| 通貨ペア | スタンダード | KIWAMI極 | 1日の平均変動幅 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| EURJPY | 2.3pips | 1.0pips | 80〜120pips | 初心者にもおすすめ |
| GBPJPY | 3.6pips | 1.2pips | 120〜200pips | 「殺人通貨」の異名 |
| AUDJPY | 3.3pips | 1.3pips | 60〜100pips | オージー円 |
| EURGBP | 2.0pips | 0.9pips | 40〜70pips | レンジ相場が多い |
| EURAUD | 3.0pips | 1.5pips | 100〜150pips | ボラティリティ高 |
GBPJPYは「殺人通貨」と呼ばれるほどボラティリティが高い。1日で200pips以上動くこともザラだ。うまく乗れれば大きな利益を得られるが、逆行すれば一瞬で口座が溶ける。初心者が手を出すなら、ロットサイズを通常の半分以下にすることを強く推奨する。
エキゾチック通貨ペア──ハイリスク・ハイスワップ
エキゾチック通貨ペアは、新興国の通貨を含む組み合わせ。トルコリラ(TRY)、南アフリカランド(ZAR)、メキシコペソ(MXN)などが代表的。スプレッドが非常に広く、ボラティリティも高いため上級者向け。
一方で、金利差を利用したスワップポイント狙いの長期保有に使われることもある。ただし新興国通貨は政治リスクや通貨危機のリスクがあるため、「スワップで毎日チャリンチャリン」と安易に考えるのは危険。トルコリラなどは過去に一晩で20%以上急落した実績がある。
55以上の通貨ペアをKIWAMI極の狭いスプレッドで取引できる。まずはメジャー通貨から。
KIWAMI極口座を開設して通貨ペアを取引する →初心者におすすめの3通貨ペア
1位:USDJPY(ドル円)
日本人トレーダーの定番中の定番。日銀の金融政策、米国の雇用統計やFOMCなど、馴染みのあるニュースが値動きに直結する。スプレッドはKIWAMI極で0.6pips、スタンダードでも1.6pipsと狭い。1日の変動幅は80〜120pips程度で、「大暴れしすぎず、かといって退屈でもない」ちょうどいいバランス。
2位:EURUSD(ユーロドル)
世界で最も取引量が多い通貨ペア。流動性が高いためスプレッドが狭く、スリッページも小さい。テクニカル分析が効きやすい(大口の機関投資家が参加しているため、チャートパターンが教科書通りに動きやすい)とも言われている。日本ではやや馴染みが薄いが、グローバルではFXの王道だ。
3位:EURJPY(ユーロ円)
ドル円よりやや広いスプレッド(KIWAMI極で1.0pips)だが、円建てで損益がわかりやすく、ボラティリティもUSDJPYより若干高めで利幅を取りやすい。ヨーロッパの経済指標(ECBの金利決定など)にも反応するので、取引チャンスが多い。
ボラティリティ比較──通貨ペアの「性格」を知る
通貨ペアにはそれぞれ「性格」がある。おとなしい通貨ペアもあれば、暴れ馬のような通貨ペアもある。自分のトレードスタイルに合った性格の通貨ペアを選ぶのが成功への第一歩だ。
- おとなしい系:EURGBP、USDCHF、AUDNZD──レンジ相場が多く、スイングトレード向き
- バランス系:USDJPY、EURUSD、EURJPY──適度なボラティリティで万人向け
- 暴れ馬系:GBPJPY、GBPAUD、XAUUSD──大きく動くのでハイリスク・ハイリターン
- ジェットコースター系:USDTRY、EURTRY──新興国通貨。一方向に大きく動くことが多い
スキャルピングやデイトレードなら「バランス系」が取り組みやすい。スイングトレード(数日〜数週間の保有)なら「おとなしい系」のレンジ売買も有効だ。「暴れ馬系」はリスク管理ができる中上級者が、ロットを抑えて挑戦するのに向いている。
通貨ペアの「相関」を理解して分散する
複数の通貨ペアを同時にトレードするなら、「相関」を理解しておく必要がある。USDJPYとEURJPYは「円」が共通しているので、円安が進むと両方とも上昇する。つまりこの2つを同時に買っても、分散投資にはなっていない。
本当に分散したいなら、相関が低い通貨ペアを組み合わせる。たとえばUSDJPY(ドル円)とEURGBP(ユーロポンド)は相関が低いので、片方が逆行しても他方でカバーできる可能性がある。MT4/MT5にはカスタムインジケーターで相関係数を表示するものもあるので、活用してみるといい。
スプレッド比較──スタンダード vs KIWAMI極
通貨ペア選びと口座選びはセットで考えるべきだ。スタンダード口座でGBPJPYをトレードするとスプレッドは3.6pipsだが、KIWAMI極口座なら1.2pips。1ロットの往復で2,400円の差が出る。月に50回トレードすれば12万円のコスト差。1年で144万円。この数字を見れば、口座タイプの選択がいかに重要かわかるだろう。
メジャー通貨ペア中心ならKIWAMI極口座のスプレッド削減効果は大きい。エキゾチック通貨ペアはどちらの口座でもスプレッドが広いので、差額の恩恵はやや小さくなる。自分がよく取引する通貨ペアのスプレッドをKIWAMI極とスタンダードで比較して、年間コスト差を計算してみてほしい。
FX Rescue編集部では2026年4月14日〜18日にXMのKIWAMI極口座で主要8通貨ペアのスプレッドを東京時間・ロンドン時間・NY時間に各3回ずつ記録。USDJPYの平均は0.65pips(公称0.6〜0.7pips)、EURUSDは0.63pips、GBPJPYは1.28pipsで、いずれもXM公式のスプレッド表記とほぼ一致した。早朝6時台はUSDJPYでも2.8pipsまで拡大した。