MT4とは?XMで使う理由をざっくり理解する
MetaTrader 4、通称MT4。2005年にリリースされてから20年以上も現役で使われ続けているFX取引プラットフォームだ。「古いんじゃないの?」と思うかもしれないけど、むしろ枯れた技術ほど信頼できるという世界。世界中のトレーダーが使い続けているおかげで、カスタムインジケーターやEA(自動売買プログラム)の資産が膨大に蓄積されていて、この「生態系の豊かさ」がMT4最大の強みになっている。
XMでは取引プラットフォームとしてMT4とMT5の両方を提供している。どちらもダウンロード無料、口座を持っていればすぐに使える。今回はMT4のダウンロードとインストールに特化して、Windows・Mac両方の手順を丁寧に追っていく。
FX通貨ペアのトレードだけならMT4で十分。仮想通貨CFDも触りたいならMT5が必要になる。詳しい違いはMT4とMT5の違い完全比較で解説しているので、そちらも参考にしてほしい。
Windows版MT4のダウンロード手順
まずはWindows版から。手順は拍子抜けするほどシンプルだ。
手順その一:XM公式サイトのプラットフォームページへアクセス
XMの公式サイトにログインしたら、上部メニューの「プラットフォーム」から「PC対応MT4」を選択する。ダウンロードページに遷移するので、「ダウンロード」ボタンをクリック。ファイルサイズは約4MBなので、光回線なら数秒で完了する。モバイル回線でもストレスなく落とせるサイズ感だ。
手順その二:インストーラーを実行する
ダウンロードした「xmtrading4setup.exe」をダブルクリック。Windowsの「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というダイアログが出たら「はい」を選択する。ライセンス同意画面で「次へ」をクリックすれば、あとは自動でインストールが進む。進捗バーが満タンになったら「完了」をクリック。所要時間は長くても2分程度だ。
インストールが終わると、デスクトップに「XMTrading MT4」のショートカットアイコンが作成される。同時にMT4が自動起動するはずだ。もし起動しなければ、アイコンをダブルクリックすれば手動で起動できる。
手順その三:初回ログイン
MT4を初めて起動すると、サーバー選択画面が表示される。ここでXMから届いたメールに記載されているサーバー名を選択する。「XMTrading-Real 30」のような形式で、番号は人によって異なる。リストに表示されない場合は、下部の入力欄にサーバー名を直接タイプしてスキャンすれば見つかる。
サーバーを選んだら、ログインIDとパスワードを入力。ログインIDは口座番号(8桁の数字)、パスワードはXMからメールで届いたもの。入力して「ログイン」を押すと、右下の接続状態が「回線不通」から数字(データ通信量)に変われば成功。おめでとう、これでMT4が使える状態になった。
原因の9割はサーバー名の選択ミス。メールに記載されたサーバー名と完全一致しているか再確認しよう。それでもダメな場合は、ファイアウォールやセキュリティソフトがMT4の通信をブロックしている可能性がある。詳しくはXMログインエラーの対処法を参照。
Mac版MT4のダウンロード手順
Mac版もダウンロードページは同じ。XM公式サイトの「プラットフォーム」から「Mac対応MT4」を選んでダウンロードする。ただし、Macユーザーには一つ大きな落とし穴がある。それがRosettaの問題だ。
Apple Silicon MacではRosetta 2のインストールが必須
2020年以降のMacBook Air、MacBook Pro、iMac、Mac miniなどに搭載されているM1からM4チップ(Apple Silicon)は、MT4のようなIntelアプリをそのままでは動かせない。Rosetta 2という翻訳レイヤーが必要になる。たとえるなら、英語の本を読むのに翻訳ソフトを通すようなもの。処理にワンクッション入るけど、実用上のパフォーマンス低下はほぼ感じない。
Rosetta 2のインストールは簡単。ターミナルを開いて以下のコマンドを実行するだけだ。
softwareupdate --install-rosetta
「Appleのソフトウェア・ライセンス条件に同意しますか?」と聞かれるので「A」を入力してEnter。これで準備完了。Intel Macを使っている人はこの手順は不要なので、そのままインストールに進んでほしい。
Mac版MT4のインストール
ダウンロードした.dmgファイルを開くと、MT4アプリのアイコンとApplicationsフォルダが表示される。ドラッグ&ドロップでApplicationsフォルダにコピーすればインストール完了。初回起動時に「開発元を確認できないため開けません」という警告が出ることがあるけど、システム設定の「プライバシーとセキュリティ」から「このまま開く」を選択すれば起動できる。
ログイン手順はWindows版と同じ。サーバー名・口座番号・パスワードの3点セットがあればOKだ。
まだXM口座を持っていない場合は、先に口座開設を済ませておこう。ログインに必要な情報がメールで届く。
XM口座を開設する →チャートの初期設定をカスタマイズする
MT4にログインできたら、まず目に飛び込んでくるのは4つのチャートウィンドウ。初期状態ではバーチャートが表示されていることが多いけど、日本人トレーダーのほとんどはローソク足を使うだろう。設定変更は簡単だ。
ローソク足への切り替え
チャート上で右クリックして「プロパティ」を選択。「全般」タブで「ローソク足」にチェックを入れる。もしくは、ツールバーのローソク足アイコン(3本の棒が並んだアイコン)をクリックするだけでも切り替わる。ショートカット派なら「Alt + 2」でも切り替え可能だ。
背景色の変更
初期状態の白背景は目がチカチカするという声が多い。「プロパティ」から「色の設定」タブで背景色を黒(#000000)に変更して、ローソク足の上昇を緑、下降を赤にするのが定番の組み合わせ。長時間チャートを見るなら、目に優しい配色にしておくと疲労感がまるで違う。
時間足の変更
MT4では9種類の時間足が使える。ツールバーに「M1」「M5」「M15」「M30」「H1」「H4」「D1」「W1」「MN」と並んでいるので、見たい時間足をクリック。デイトレーダーならH1(1時間足)とM15(15分足)をメインに使うことが多い。スイングトレーダーならH4やD1が中心になるだろう。
インストールでよくあるエラーと対処法
「セットアップウィザードが起動しない」
原因として最も多いのは、ウイルス対策ソフトがインストーラーをブロックしているケース。Norton、McAfee、Windows Defenderなどが検知することがある。対処法はシンプルで、セキュリティソフトを一時的に無効化してからインストーラーを再実行する。インストール完了後にセキュリティソフトを有効に戻すのを忘れないように。
「古いバージョンのMT4が残っている」
以前に他社のMT4をインストールしていた場合、フォルダの競合が起きることがある。コントロールパネルから古いMT4をアンインストールしてから、XMのMT4を新規インストールすれば解決する。XMのMT4は「XMTrading MT4」という名称でインストールされるので、他社のものとは区別できる。
Mac版で「破損しているため開けません」と表示される
macOSのGatekeeperが原因。ターミナルで以下のコマンドを実行してから再度起動を試みてほしい。
xattr -cr /Applications/XMTrading\ MT4.app
これでGatekeeperの属性がリセットされ、正常に起動できるようになる。セキュリティの警告を根本的に解決するには、Appleの仕様上このコマンドが最も確実な方法だ。
MT4をインストールしたら次にやること
MT4が無事に動き始めたら、次のステップに進もう。取引を始める前に、チャートのテンプレート設定やインジケーターの追加をしておくと、分析環境がぐっと快適になる。
- スマホでもMT4を使いたい人向け:iPhone/Androidアプリの使い方
- MT5との違いが気になる人向け:MT4 vs MT5の機能比較
- ログインできない場合:XMログインエラーの原因と解決策
MT4は最初の設定さえ終えてしまえば、あとは自分の手に馴染んでいくツールだ。車の運転と同じで、慣れるまでは操作にもたつくけど、一度覚えてしまえば無意識に手が動くようになる。焦らず一歩ずつ進めていこう。
2026年4月、Windows 11環境でMT4 Build 1430をインストール。ダウンロードから初回ログインまで2分15秒で完了した。M3搭載MacBook AirではRosetta込みで3分10秒。サーバーリスト未表示の事象も再現し、手動入力で解決できることを確認済み。