スワップポイントを理解しよう ── 「通貨を持っているだけでもらえるお金」
銀行にお金を預けると利息がもらえる。通貨によって金利が違うから、金利の高い国の通貨を持っていれば利息が多くもらえる。FXでいうスワップポイントは、この「2つの通貨の金利差」を調整するための仕組みだ。
たとえば、金利が高いアメリカのドルを買って、金利が低い日本円を売るポジションを持っていると、その金利差に相当する「スワップポイント」が毎日もらえる。逆に、ドルを売って円を買うポジションだと毎日支払うことになる。
イメージとしては「金利が高い通貨の定期預金」に近い。ただし為替変動リスクがあるから、預金ほど安全ではないことは頭に入れておこう。
スワップポイントが発生するタイミング
スワップポイントはポジションを翌日に持ち越した(ロールオーバーした)ときに発生する。XMの場合、サーバー時間の0:00(日本時間で冬時間7:00、夏時間6:00頃)がロールオーバーのタイミングだ。
デイトレードのように、同じ日のうちに決済してしまえばスワップポイントは発生しない。もらえるスワップが大きい通貨ペアの場合はありがたいけど、マイナススワップの場合はデイトレードで回避するのも手だ。
水曜日は3日分のスワップが付く
FXの決済は取引日の2営業日後に行われる(T+2)。水曜日にポジションを持ち越すと、決済日は金曜日→月曜日にスキップするため、土日分の2日を含めた3日分のスワップが一度に付与される。
これは「スワップ3倍デー」と呼ばれていて、プラススワップの通貨を持っている人にはちょっとしたボーナスになる。ただしマイナススワップの場合は3倍の出費になるから注意。
スワップポイントの計算方法
XMのスワップポイントはMT4/MT5の通貨ペア情報に「スワップ(ロング)」「スワップ(ショート)」として表示されている。これを円に換算するには以下の計算式を使う。
スワップ値 × ロット数 × 1ポイントあたりの価値 = 1日あたりのスワップ金額
具体例で見てみよう。USD/JPYの買いスワップが「+10」と表示されていて、0.1ロット(10,000通貨)保有の場合。1ポイント=0.001円(ドル円の場合)なので:
10 × 10,000 × 0.001 = 100円/日
1日100円と聞くと少なく感じるかもしれないけど、1ヶ月なら3,000円、1年なら36,500円。銀行預金の金利と比べたらなかなかの水準だ(もちろん為替変動リスクがあるから単純比較はできないけど)。
スワップポイントで気をつけること
① マイナススワップに要注意
プラスのスワップは嬉しいけど、逆方向のポジションではマイナススワップが毎日口座から引かれていく。特に最近は日本の金利が上昇傾向にあるため、ドル円のショートポジション(ドル売り・円買い)のマイナススワップが大きくなっている通貨ペアもある。
長期保有するつもりでエントリーしたのに、マイナススワップで利益が食われていた……なんてことにならないよう、エントリー前にスワップの方向を確認しておこう。
② スワップポイントは日々変動する
スワップポイントは各国の政策金利や市場の金利状況によって変動する。「先月までプラスだったのに今月からマイナスになった」ということも起こり得る。XMの公式サイトやMT4/MT5で最新のスワップ値を定期的に確認しよう。
③ スワップ目的だけのトレードはリスクが高い
「毎日スワップがもらえるなら、高金利通貨を買って放置すればいいじゃん」と思うかもしれない。でもこれはかなり危険な発想だ。スワップで1日100円もらっても、為替が1円逆行したら10,000通貨で10,000円の損失。100日分のスワップが一瞬で吹っ飛ぶ計算になる。
スワップはあくまで「おまけ」程度に考えておくのが無難。メインの利益は為替差益で狙い、スワップはプラスならラッキーくらいのスタンスがいい。
スワップポイントの付き方は、実際に翌日までポジションを持ち越してみると実感できる。XMの口座開設ボーナスなら自分のお金なしで体験可能。
XMで口座開設ボーナスをもらう →XMのスワップポイントの特徴
XMのスワップにはいくつかの特徴がある。
KIWAMI極口座はスワップフリー
XMのKIWAMI極口座では、主要通貨ペアでスワップが発生しない「スワップフリー」が適用されている。マイナススワップを気にせず数日〜数週間のスイングトレードができるのが大きなメリット。ただし、プラスのスワップももらえないから、スワップ収入を狙いたい人にはスタンダード口座のほうが向いている。
スワップの確認方法
MT4/MT5で通貨ペアを右クリック→「仕様」を選択すると、買いスワップ・売りスワップの値を確認できる。XMの公式サイトにもスワップ一覧が掲載されている。取引前に必ずチェックしておこう。
XM固有のスワップ設定や具体的な通貨ペアごとのスワップ一覧については、XMスワップポイント一覧と確認方法で詳しく解説している。
スワップポイントと税金
スワップポイントで得た利益も課税対象になる。国内FXの場合は申告分離課税(一律20.315%)、XMなどの海外FXの場合は総合課税(累進課税)で確定申告が必要。スワップ収入が年間で一定額を超えたら確定申告を忘れずに。
FX Rescue編集部では、XM公式サイト(2026年4月時点)のスワップポイント表示をMT5プラットフォーム上で確認。水曜3倍スワップの付与タイミングはリアル口座で検証済み。KIWAMI極口座のスワップフリー適用範囲はXM公式情報に基づく。