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FXの注文方法まとめ|成行・指値・逆指値・OCO・IFD

注文方法を選ぶときの早見表
  1. 成行注文:今すぐ売買したいとき。スピード重視で初心者の第一歩
  2. 指値・逆指値:狙った価格で自動エントリー。チャートに張りつけない人の味方
  3. OCO注文:利確と損切りを同時にセット。「どっちに動いても安心」の保険型
  4. IFD / IFO注文:新規注文から決済まで一括予約。完全おまかせコース

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FX注文方法の全体マップ 成行注文 今の価格で即座に売買 スピード◎ / 価格指定× ★初心者はまずコレ 指値注文 (Limit) 有利な価格で買い/売り 「もっと安くなったら買う」 逆指値注文 (Stop) 不利な価格で損切り/順張り 「ここまで下がったら損切り」 ▼ 組み合わせ注文 ▼ OCO注文 2つの注文を同時発注。片方が約定→もう片方は自動キャンセル 利確注文 指値 155円 損切り注文 逆指値 149円 IFD注文(イフダン) 新規注文が約定 → 決済注文が自動発動 新規: 指値買い 150円で買い 決済: 指値売り 155円で利確 IFO注文(IFD + OCO の合体) 新規注文が約定 → 利確と損切りの両方を自動セット 新規注文 150円で買い 利確注文 155円で売り 損切り注文 148円で売り ※ XMのMT4/MT5ではIFO注文は「新規指値注文 + TP/SL設定」で再現可能

そもそも「注文」って何をしているの?

FXの注文は、スーパーの買い物と似ている。商品(通貨)を「今すぐレジで買う」のが成行注文、「値下げシールが貼られたら買う」のが指値注文だ。そして「賞味期限が近づいたら棚に戻す(損切り)」のが逆指値注文、というイメージ。

注文方法は全部で5種類あるけれど、最初に覚えるべきは「成行」と「指値・逆指値」の3つだけ。残りのOCOやIFDは、この3つの組み合わせにすぎないから、基本がわかれば自然に理解できる。

成行注文(なりゆきちゅうもん)――「今すぐ買いたい!」

成行注文は、その名のとおり「成り行きにまかせて、今の価格で即座に売買する」注文方法。FXを始めたばかりの人がまず使うのがこれ。MT4やMT5で「新規注文」をクリックして「成行売り」か「成行買い」を押すだけだから、操作も一番シンプルだ。

たとえば「ドル円が150円のとき、これから上がりそう」と思ったら成行で買いを入れる。150円で注文して、150.50円に上がったタイミングで決済すれば、50pips(=0.50円分)の利益になる。

成行注文のメリット・デメリット

メリットは圧倒的なスピード。ボタンを押した瞬間に約定するから、チャンスを逃さない。経済指標の発表直後とか、大きく動き始めたタイミングで飛び乗りたいときに使う。

デメリットは「スリッページ」が起きる可能性があること。注文を出した瞬間と、実際に約定する瞬間にわずかなタイムラグがあって、相場が急変しているときは注文価格と約定価格がずれることがある。レストランで「これください」と指差したら、隣の席のお客さんに先に取られて「あ、それ品切れです。こちらでいいですか?」と言われる感じ。滑り(スリッページ)は1〜3pips程度が一般的で、XMのスタンダード口座だと平常時はほぼ気にならないレベルだ。

指値注文(さしねちゅうもん)――「安くなったら買いたい」

指値注文は「指定した値段まで来たら自動的に売買してね」と、取引プラットフォームに予約を入れておく方法。英語ではLimit Orderという。

日常生活でいえば「あのバッグが3万円に値下がりしたらAmazonで自動購入」みたいな設定に近い。ずっとパソコンの前に座っていなくても、狙った価格でエントリーできるのが最大の強み。

予約注文の4パターン(指値・逆指値)

指値注文には実は4つのバリエーションがある。

最初の2つ(Limit系)は「有利な価格で入りたい」指値注文、後の2つ(Stop系)は「ブレイクアウトに乗りたい」逆指値注文というニュアンス。Buy Stop・Sell Stopは名前に「Stop」がついているとおり逆指値注文の一種で、現在より不利な方向に価格が動いたときに発動する。最初は「下がったら買う=Buy Limit」「上がったら売る=Sell Limit」だけ覚えておけば、実戦で困ることはほぼない。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)――損切りの命綱

逆指値注文は、エントリーよりも「決済」で使うことのほうが圧倒的に多い。具体的には「ここまで逆行したら自動で損切りしてね」という設定だ。MT4/MT5では「ストップロス(S/L)」と表示される。

たとえば150円でドル円を買ったとき、S/Lを149.50円に設定しておけば、仮に急落しても損失は50pipsで済む。逆にS/Lを設定しないと、寝ている間に大暴落して朝起きたら資金の半分が消えていた……なんてこともありえる。

逆指値は「シートベルト」みたいなもの。普段は役に立たないかもしれないけど、事故(急変)が起きたときに命(資金)を守ってくれる。FXで生き残っているトレーダーの共通点は「逆指値を必ず設定している」ことだ。

逆指値を入れないトレードは危険
「損切りしたくない」「もう少し戻るはず」と思って逆指値を外すのは、シートベルトなしで高速道路を走るようなもの。FXで退場する人の多くは、逆指値を入れなかったか、損切りをずらし続けた結果、取り返しのつかない損失を抱えてしまう。

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OCO注文――「利確と損切りを同時にセット」

OCOは「One Cancels the Other(片方が約定したらもう片方をキャンセル)」の略。すでにポジションを持っている状態で、利益確定と損切りの両方を同時にセットできる注文方法だ。

たとえばドル円を150円で買って、「155円まで上がったら利確、148円まで下がったら損切り」としたいとき、OCO注文なら一度に両方設定できる。155円の指値売りと、148円の逆指値売りが同時に入って、どちらかが約定するともう片方は自動的にキャンセルされる。

MT4/MT5では、ポジションの「決済指値(T/P)」と「決済逆指値(S/L)」を同時に設定すれば、実質的にOCO注文と同じことになる。わざわざ「OCO」というメニューを探す必要はない。

OCOが役立つ場面

日中は仕事でチャートを見られないサラリーマントレーダーにとっては必須の注文方法。朝の通勤中にポジションを取って、T/PとS/Lをセットしておけば、帰宅するころには結果が出ている。放置していても「利確」か「損切り」のどちらかで自動決済されるから、予想外の大損を避けられる。

IFD注文(イフダン注文)――「もし約定したら、次はこうして」

IFDは「If Done(もし約定したら)」の略。新規注文と決済注文をセットで出す方法だ。「もし150円で買えたら、155円で売ってね」というのがIFD注文の典型的な使い方。

ネットフリックスの「次のエピソードを自動再生」に似ている。第1話(新規注文)が終わったら、自動的に第2話(決済注文)が始まる。人間が操作する必要はない。

IFDとOCOの合体 = IFO注文

IFDでは決済注文が「利確」か「損切り」の片方しか設定できない。そこで、IFDとOCOを組み合わせたのがIFO注文(If Done + OCO)だ。

「150円で買えたら、155円で利確・148円で損切り」という注文を一度に入れられる。新規エントリーから決済まで完全自動だから、忙しい人にはうってつけ。

MT4/MT5では、「指値注文」を出すときに同時にT/P(利確)とS/L(損切り)を設定すれば、IFO注文と同じ動きになる。やり方は新規注文画面で「注文種別」を「指値注文」に変更→価格を入力→T/PとS/Lも入力→「発注」。これだけ。

結局、初心者はどの注文方法から始めればいい?

答えはシンプルで、成行注文 + 逆指値(S/L)の組み合わせから始めるのが王道。エントリーは成行でサッと入って、同時にS/Lを設定しておく。慣れてきたらT/P(利確)も加えれば、実質OCO注文になる。

指値注文は「チャートに張りつけない」と感じたときに使い始めればいい。IFDやIFOは、自分のトレードスタイルが固まってからでも遅くない。

XMのMT4/MT5での注文手順(ざっくり版)

  1. MT4/MT5にログインし、取引したい通貨ペアのチャートを開く
  2. 「新規注文」ボタンをクリック(またはチャート上で右クリック→「注文発注」)
  3. 注文種別を選ぶ(成行 or 指値)
  4. ロット数を入力する(ロットの基礎はこちら
  5. 必要に応じてS/L(損切り)とT/P(利確)を入力
  6. 「売り」or「買い」ボタンで発注
ワンクリック注文を活用しよう
MT4/MT5には「ワンクリック注文」機能がある。チャート左上に表示されるパネルから、ロット数を入力してSELL/BUYを押すだけ。成行注文をさらに高速で出せるので、スキャルピングやデイトレードをする人には便利だ。

注文方法を使い分けるコツ

トレードスタイル別のおすすめ

スキャルピング(数秒〜数分):成行注文がメイン。エントリーも決済もスピード勝負だから、指値を入れている暇がない。ワンクリック注文が基本装備になる。

デイトレード(数時間〜1日):成行注文 + OCO(T/P・S/L)が鉄板。エントリー後にチャートを離れる時間があるなら、OCOは必ずセットしておきたい。

スイングトレード(数日〜数週間):指値注文やIFO注文が活躍する。「この価格まで来たらエントリー」と決めておけば、毎日チャートを見続ける必要がなくなる。

よくある失敗パターン

初心者がやりがちなのが「指値注文を入れっぱなしにして忘れる」というミス。たとえば「ドル円148円で買い」の指値を入れて放置していたら、数日後に148円をタッチして約定。そのまま147円、146円と下落して大損……なんてことがある。指値注文には有効期限を設定するか、毎日チェックする習慣をつけよう。

もうひとつは「損切りの逆指値を約定直前にキャンセルする」こと。含み損が膨らむと「もう少し待てば戻るかも」と心理的に損切りを回避したくなる。でも、逆指値はトレード計画の一部。感情で変えてしまったら、計画そのものが破綻する。逆指値を入れたら、基本的に触らない。これが鉄則だ。

まとめ:まずは成行+逆指値から始めよう

FXの注文方法は5種類あるけど、根っこにあるのは「成行」「指値」「逆指値」の3つだけ。OCOやIFDは、これらの組み合わせに名前をつけたもの。まずは成行でエントリーして逆指値で守る、というシンプルなスタイルを身につけよう。注文操作に慣れてから、自分のライフスタイルに合った注文方法にステップアップすれば大丈夫だ。

✓ 編集部検証済み

FX Rescue編集部が2026年5月にXMのMT4/MT5で全注文タイプの動作を検証。成行注文のスリッページは平常時0.1〜0.3pips、指値・逆指値注文は指定価格での約定を確認。IFO注文相当の操作(指値注文+TP/SL同時設定)もMT5で正常に動作することを確認済み。

よくある質問

Q. FX初心者が最初に覚えるべき注文方法は?
成行注文と逆指値(ストップロス)の2つが基本。エントリーは成行、損切りは逆指値で設定しましょう。
Q. 指値注文と逆指値注文の違いは?
指値は有利な価格での売買、逆指値は不利な価格での売買(損切りやブレイクアウト狙い)です。
Q. OCO注文はXMのMT4/MT5でどう設定する?
T/P(利確)とS/L(損切り)を同時に設定すればOCOと同じ動作になります。
Q. IFD注文はMT4/MT5で使える?
名称はありませんが、指値注文にT/P・S/Lを同時設定すればIFDと同等の注文が可能です。
Q. 注文が約定しないのはなぜ?
指定価格に未到達、スプレッドの影響、または有効期限切れが主な原因です。

出典・参考

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