「休眠」と「凍結」は別物——混同すると詰む
「口座が使えなくなった」と一口に言っても、XMには2段階ある。「休眠口座」と「凍結口座」。名前は似ているけれど、片方は助かるし、もう片方は手遅れ。どっちに該当するかで対処法がまるで違う。
休眠口座は「しばらく使っていないから一時停止状態にしますよ」という段階。取引や入金を行えば通常状態に復帰できる。ただし、休眠になった時点でボーナスとXMPは消失し、月額の維持手数料が発生する。
凍結口座は「もう使えません」という最終段階。ログインもできなくなり、口座の復活はできない。凍結口座に残高が残っている場合は、XMのサポートに連絡して出金手続きを行う必要がある。
「しばらく使っていなかっただけなのに凍結された」という声は多いけれど、一度凍結されると元には戻せない。ただし、XMのアカウント自体は有効なので、追加口座を新規開設すれば取引を再開できる。本人確認が完了していれば、追加口座の開設に書類の再提出は不要。
休眠口座になる条件——「90日ルール」の詳細
XMで口座が休眠状態に移行するトリガーは明確で、「90日間(約3ヶ月)にわたって、取引・入金・出金のいずれも行わなかった場合」(2026年4月時点)。
ここで注意したいのが「取引」の定義。MT4/MT5にログインしただけでは取引活動とは見なされない。実際にポジションを持って決済する必要がある。チャートを見ただけ、ログインしただけでは90日のカウンターはリセットされない。
✓ ポジションの新規建て&決済(ロットの大小は問わない)
✓ 口座への入金
✓ 口座からの出金
カウントされないもの
✗ MT4/MT5へのログインのみ
✗ 会員ページへのログインのみ
✗ チャートの閲覧
✗ 指値/逆指値注文の設定(約定していない場合)
休眠口座になると何が起きるのか
① ボーナス(クレジット)が全額消失
休眠状態に移行した瞬間、口座内のボーナス(クレジット)はすべて消える。口座開設ボーナスも入金ボーナスも関係なく、全額消失。しかも一度消えたボーナスは、口座を復活させても戻ってこない。
② XMポイント(XMP)が全消失
XMのロイヤルティプログラムで貯めたXMポイントも、休眠移行と同時にゼロになる。XMPをボーナスに交換するつもりで貯めていた人は、休眠になる前に使い切ることを検討したい。
③ 口座維持手数料が毎月差し引かれる
休眠口座には月額の口座維持手数料(Inactivity Fee)が発生する。手数料は口座残高から自動的に差し引かれる。残高がゼロになるとそれ以上は引かれないけれど、いずれ凍結に進む可能性がある。具体的な手数料の金額はXM公式サイトで確認してほしい(2026年4月時点)。
口座が凍結済みの場合は、新しく追加口座を開設すれば取引を再開できる。
XMで追加口座を開設する →休眠口座から復帰する方法
休眠状態の口座を復活させるのは簡単で、以下のいずれかを行えばいい:
方法1:取引を行う
MT4/MT5にログインして、何でもいいのでポジションを1つ持って決済する。0.01ロットのドル円を数分間保有して閉じるだけで十分。これで口座はアクティブに戻る。
方法2:入金する
少額でもいいので口座に入金する。入金が反映された時点でアクティブに復帰する。
ただし注意点が1つ。復活しても、消えたボーナスとXMPは戻らない。休眠になった時点で消失したクレジットは、復帰後も空のまま。ボーナスを復活させる方法はない(リセットキャンペーンが実施された場合を除く)。
凍結口座になった場合の対処法
凍結されてしまった場合、その口座自体は復活できない。でも、取引を再開する方法はある。
① XM会員ページにログイン(アカウント自体は有効)
② 「追加口座を開設する」から新しい口座を作成(1分)
③ 新しい口座に入金して取引を再開
※ 本人確認が完了していれば、追加口座の開設に書類提出は不要。口座開設ボーナスは1アカウント1回限りなので、凍結前に受け取っていれば新規口座では受け取れない。
凍結された口座に残高が残っている場合は、XMの日本語ライブチャットまたはメール(support@xmtrading.com)で出金の相談が可能。サポートは日本語対応で、平日なら数時間以内に返信が届くケースが多い。
なお、追加口座を開設するとき、口座タイプはスタンダード・マイクロ・KIWAMI極・ゼロの中から自由に選べる。凍結前と同じタイプにする必要はないので、以前使っていた口座タイプに不満があれば、この機会に別タイプを試してみるのも手。
休眠・凍結を確実に防ぐ「月イチ取引」の習慣
90日ルールを回避する最も確実な方法は、月に1回だけ取引すること。中身はなんでもいい。
スマホのリマインダーに「毎月1日:XM取引」と入れておく。その日に0.01ロットでドル円を買い→数分後に決済。コーヒー1杯分もかからないスプレッドで、ボーナス数万円分と口座維持手数料をまるごと守れる。やらない理由がない。
複数口座を持っている場合は、全口座で取引する必要がある。口座ごとに休眠判定は独立しているので、メイン口座だけ使っていてもサブ口座は休眠に進む。使わない口座は残高を抜いておくか、月イチ取引のルーティンに入れておくこと。
FX Rescue編集部では、検証用のXMサブ口座を意図的に90日間放置し、休眠移行の挙動を確認。口座内のボーナス(クレジット)3,000円分が休眠移行と同時に消失したこと、および0.01ロットの取引実行によりアクティブ状態に復帰できたことを確認。ただし消失したボーナスは復活しなかった(2026年4月検証)。