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XMの確定申告ガイド|年間取引報告書の出し方と計算方法

結論(サクッと知りたい方へ)
  1. XMの利益は「雑所得」として総合課税。国内FXとは税区分が違う
  2. 給与所得者は年間利益20万円超で確定申告が必要
  3. 年間取引報告書はMT4/MT5から期間指定で出力できる
  4. VPS代・書籍代などは経費として差し引ける可能性あり

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XM確定申告の計算フロー STEP 1 年間の総利益を算出(決済済みポジションの利益合計) MT4/MT5の年間取引報告書から「Closed P/L」を確認 STEP 2 年間の総損失を差し引く(同じ年の損失分) 海外FX同士の損益通算は可能。国内FXとの通算は不可 STEP 3 必要経費を差し引く(VPS代・書籍代・セミナー費など) 領収書やレシートを保管しておくこと STEP 4 課税所得 = 総利益 − 総損失 − 経費 この金額に累進税率(5%〜45%)+住民税10%が適用される 確定申告書を作成 → e-Tax or 税務署で提出(2月16日〜3月15日)

XMの利益にかかる税金の基本——国内FXとの違い

「XMで稼いだ分って、税金いくら持っていかれるの?」——年末が近づくとSNSでこの手の質問が急増する。で、回答欄を見ると半分くらいが間違ってる。国内FXと同じ感覚で計算している人が多すぎるのだ。

ざっくり言うと、国内FXは「申告分離課税」で税率が一律20.315%。どれだけ稼いでも税率は変わらない、定食屋の値段みたいなもの。一方、XMなど海外FXの利益は「雑所得」扱いで「総合課税」。こっちは回転寿司方式——皿の枚数(稼いだ金額)に応じて値段が跳ね上がる。

つまり、給料やその他の所得と合算されて、累進税率で課税される。稼げば稼ぐほど税率が上がっていく。逆に言えば、利益が少額なら国内FXより税率が低くなるケースもあるのがミソ。

海外FXの税率テーブル

課税所得金額 所得税率 控除額 住民税 合計目安
〜195万円 5% 0円 10% 15%
195万〜330万円 10% 97,500円 10% 20%
330万〜695万円 20% 427,500円 10% 30%
695万〜900万円 23% 636,000円 10% 33%
900万〜1,800万円 33% 1,536,000円 10% 43%
1,800万〜4,000万円 40% 2,796,000円 10% 50%
4,000万円〜 45% 4,796,000円 10% 55%

これを見ると、課税所得が330万円以下なら海外FXのほうが税率は低い。ただし、給与所得がある人は給料分と合算されるから、実質的な税率はもっと高くなることが多い。自分の給与所得と合算した上で、どのゾーンに入るかを確認しよう。

損益通算の落とし穴
海外FXの損失と国内FXの利益を相殺(損益通算)することはできない。海外FX同士(例:XMとTitanFXなど)の損益通算は可能。また、国内FXでは認められている「損失の3年間繰越控除」が、海外FXでは使えない。その年の損失はその年で切り捨てになるので注意。

確定申告が必要になる条件——全員じゃない

安心してほしい。XMで1円でも利益が出た瞬間に税務署がピンポンしてくるわけじゃない。申告が必要になる「ライン」があって、それはあなたの立場によって変わる。

給与所得者(サラリーマン・パート)の場合

会社から給料をもらっている人は、XMを含む雑所得の合計が年間20万円を超えた場合に確定申告が必要。20万円以下なら所得税の確定申告は不要(ただし住民税の申告は別途必要な場合がある)。

給与所得がない方(専業主婦・学生・無職)の場合

給与所得がない方は、年間の所得が48万円(基礎控除額)を超えた場合に確定申告が必要。XMの利益だけでなく、他の所得(アフィリエイト収入など)も含めた合計で判断する。

副業禁止の会社に勤めている場合

FX取引自体は「投資」であって「副業」には該当しないとされるのが一般的。ただし、確定申告をすると住民税の通知が会社に届く可能性がある。気になる場合は、確定申告時に住民税を「自分で納付」(普通徴収)に設定しておくと、会社への通知を避けやすい。

20万円以下でも要注意
所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告は必要な場合がある。市区町村の窓口で住民税の申告を行うか、少額でも確定申告をしてしまうのが手っ取り早い。「申告不要=税金ゼロ」ではないことに注意しよう。

年間取引報告書の出し方(MT4/MT5)

確定申告には取引の記録が必要。XMの場合、MT4/MT5から「年間取引報告書」を出力できる。これを使って年間の損益を計算する。

MT4での取得手順

  1. MT4を起動して、対象のXM口座にログインする
  2. 画面下部の「ターミナル」ウィンドウを開く
  3. 「口座履歴」タブをクリック
  4. 口座履歴の上で右クリック →「期間のカスタム設定」を選択
  5. 期間を「1月1日〜12月31日」(対象年)に設定してOK
  6. 再度右クリック →「レポートの保存」を選択
  7. HTMLファイルとして保存される

MT5での取得手順

  1. MT5を起動して、対象のXM口座にログインする
  2. 画面下部の「ツールボックス」ウィンドウを開く
  3. 「口座履歴」タブをクリック
  4. 口座履歴の上で右クリック →「期間指定」を選択
  5. 期間を「1月1日〜12月31日」(対象年)に設定
  6. 右クリック →「レポート」→「HTML」で保存

XM会員ページからの取得

MT4/MT5を使わなくても、XMの会員ページ(マイページ)から取引履歴をダウンロードすることも可能。ログイン後、「口座履歴」や「取引履歴」のメニューから期間を指定して出力する。複数口座を持っている場合は、口座ごとに出力が必要。

複数口座の注意
XMで複数口座を持っている場合、口座ごとに取引報告書を出力して、すべての損益を合算する必要がある。追加口座の分も忘れずに含めよう。

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課税所得の計算方法

年間取引報告書が手に入ったら、課税所得を計算する。計算式はシンプル。

課税所得の計算式
課税所得 = 年間の総利益(決済益+スワップ益) − 年間の総損失 − 必要経費

「利益」に含まれるもの

未決済ポジション(含み益・含み損)は課税対象外。決済して初めて「利益」として計上される。

「損失」に含まれるもの

「経費」として認められる可能性があるもの

経費の判断は慎重に
「FXに使った」と主張すれば何でも経費になるわけじゃない。税務署に聞かれた時に「取引に直接必要だった」と説明できるものだけを計上しよう。判断が微妙なものは、税理士に相談するのが安全。領収書やレシートは必ず保管しておくこと。

確定申告の具体的な手順

申告時期と方法

確定申告の期間は毎年2月16日〜3月15日。対象は前年1月1日〜12月31日の所得。提出方法は3つある:

おすすめはe-Tax。24時間提出可能で、還付も早い。

確定申告書の記入箇所

XMの利益は確定申告書の「雑所得」の欄に記入する。具体的には「雑(その他)」の区分に、「海外FX取引による所得」などと記載して金額を入力。収入金額(総利益)と必要経費をそれぞれ記入すれば、差し引き後の所得が自動計算される。

必要書類のリスト

知っておくと得する節税テクニック

経費をしっかり計上する——「チリも積もれば」は本当

VPS代を毎月2,000円払っているなら年間24,000円。FXの本を3冊買えば5,000円。セミナーに2回行けば交通費込みで1万円。合計すると4万円近い経費になる。税率20%の人なら8,000円の節税。「面倒だから計上しない」は、8,000円札を紙飛行機にして窓から飛ばしているのと同じ。

年末の「損出し」で課税所得を圧縮する

含み損を抱えたポジションがあるなら、12月のうちに一度決済して損失を「確定」させる。これで課税所得がその分だけ減る。年明けに同じポジションを取り直せば、実質的にはポジションを維持したまま税金だけ圧縮できる。ベテラン勢が年末にやる定番テクニック。ただし、年末年始は流動性が薄くてスプレッドが広がりやすいから、決済と再エントリーのタイミングは慎重に。

海外FX同士の損益通算を忘れない

XM以外にも海外FX口座を持っている場合、損益通算が可能。例えば、XMで50万円の利益が出て、別の海外FX口座で30万円の損失が出ていれば、課税対象は差し引き20万円になる。複数口座の損益は必ず合算しよう。

よくある間違いと注意すべき落とし穴

間違い1:ボーナスを「収入」として計上してしまう

XMの口座開設ボーナスや入金ボーナスは、出金できないクレジット。これ自体は課税対象にはならない。ボーナスを使って得た「利益」は課税対象になるけれど、ボーナスの付与額そのものを収入に含める必要はない。

間違い2:含み益を利益に含めてしまう

まだ決済していないポジションの含み益は、課税対象外。決済した時点で初めて利益が確定する。年をまたいで保有しているポジションの含み益は、翌年以降に決済した年の所得として申告する。

間違い3:国内FXと海外FXを合算してしまう

国内FXは申告分離課税、海外FXは総合課税。この2つは別々に計算する必要があり、損益通算もできない。申告書でも記入する場所が違うので、混同しないように注意。

確定申告の詳しい税金計算やボーナスの課税関係については、XMボーナスと税金の関係も参考になる。

✓ 編集部検証済み

FX Rescue編集部では、MT4およびMT5での年間取引報告書の出力手順を実際に検証。MT4では「ターミナル」→「口座履歴」→右クリック→「期間のカスタム設定」→「レポートの保存」でHTML形式のレポートが生成されることを確認。e-Taxでの申告入力についても、「雑所得(その他)」欄に海外FX所得を入力する手順を確認した。税率・控除額は国税庁公式サイトの2026年4月時点の情報に基づく。個別の税務判断については税理士への相談を推奨。

よくある質問

Q. XMの利益は確定申告が必要?
給与所得者は年間利益20万円超で必要。給与所得がない方は年間48万円超で必要です。20万円以下でも住民税の申告が必要な場合があります(2026年4月時点)。
Q. XMの利益はどの所得区分?
「雑所得」に分類され、総合課税が適用されます。国内FXの申告分離課税(一律20.315%)とは異なります。
Q. 年間取引報告書はどうやって取得する?
MT4は「ターミナル」→「口座履歴」→右クリック→「レポートの保存」。MT5は「ツールボックス」→「口座履歴」から同様の手順です。XM会員ページからもダウンロードできます。
Q. 経費として認められるものは?
VPS利用料、FX関連の書籍代、セミナー参加費、通信費の一部、取引用PCの減価償却費などが該当する可能性があります。判断が微妙な場合は税理士に相談しましょう。
Q. 確定申告の時期はいつ?
毎年2月16日〜3月15日です。対象は前年1月1日〜12月31日の所得。e-Taxを使えばオンラインで完結します(2026年4月時点)。

出典・参考

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リスクに関する注意事項

FXは元本保証のない金融商品です。相場の変動により投資元本を割り込むことがあります。XMTrading(Tradexfin Limited)は日本の金融庁に登録されていない海外の金融サービス提供者であり、日本の投資者保護基金の対象外です。海外FX業者の利用は自己責任で行ってください。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や税務上の助言を提供するものではありません。確定申告の詳細は税理士や税務署にご確認ください。